【高校1年生の方も】10月以降のキャッチアップ接種の実施について(令和7年3月31日まで)
HPVワクチンの積極的な勧奨の差し控えにより、接種機会を逃した方への公平な接種機会を確保する観点から、時限的な定期接種の特例として実施することになりました。キャッチアップ接種の実施期間は令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間です。
【令和6年9月中にHPVワクチン1回目の接種を受けることができなかった場合について】
HPVワクチンの接種を完了するためには、通常6カ月以上要します。
しかしながら、標準的な接種間隔をとることができない場合は、接種間隔を短縮することができます。詳しくは下部「接種間隔について」の項目を確認してください。なお、この場合においても、遅くとも令和6年11月20日までに1回目の接種を受ける必要がありますので注意してください。
●接種間隔について
9歳以上の女性に合計3回の接種をする場合、1年以内に3回の接種を終了することが望ましい。
なお、本剤の2回目及び3回目の接種が初回接種の2か月後及び6か月後にできない場合、2回目接種は初回接種から少なくとも1か月以上、3回目接種は2回目接種から少なくとも3ヵ月以上間隔を置いて実施すること。
上記の記載内容(接種間隔)は、本年11月までに1回目の接種を行うことで、来年3月末のキャッチアップ接種の期限までに接種を完了させることが可能となります。
現在の制度上、11月中旬までの接種開始によりキャッチアップに間に合わせることが可能になります。
(注意1)接種間隔については、被接種者の体調等を十分に考慮し、無理のない接種スケジュールとすること。
(注意2) 1か月後とは、「翌月の同日以降」を意味します。翌月に同日がない場合は、「翌々月の1日」になります。 例:9月30日の1か月後は10月30日、1月 30日の1か月後は3月1日。
対象者は以下の通りです。
●接種時大阪市に住民登録のある方
●接種対象者接種期限平成9年4月2日~平成19年4月1日生まれの女性
●接種期間:令和4年4月1日~令和7年3月31日まで
公費接種対象を外れてしまいますと1回接種につき27500円(9価ワクチン)の負担が発生します。(4価ワクチンは1回16000円)
期限までに接種できるようスケジュールを確認の上
ご希望の方はご予約をお願いします。尚、未成年の方は保護者同伴が原則です。
・公費接種をすでに3回終了している方は対象外です。
・サーバリックス、ガーダシルとシルガート9との交互接種については、同じ種類のHPVワクチンで摂取を完了する事が原則ですが、2価、4価ワクチン定期接種の一部を終了した者が残りの接種を行う場合、医師と被接種者がよく相談した上であれば9価HPVワクチンを選択しても差し支えない、とされています。
・過去に子宮頚癌ワクチンを接種したことがあるか必ずご確認の上ご予約下さい。
大阪市の場合2013年4月以降の接種履歴が確認可能です。(06-6208-8250)
子宮頸がん予防ワクチンについて詳細な情報は下記のホームページなどをご参照下さい。
日本産科婦人科学会:高校1年生の女子と保護者の方へ
日本産科婦人科学会:子宮頸がんとHPVワクチンに関する正しい理解のために
厚生労働省ホームページ:ヒトパピローマウイルス感染症(HPVワクチン)
大阪市ホームページ:子宮頸がん予防ワクチンの接種について
2024年10月5日